💼「L-ワークス副業」に登録してみたら…？

2025年10月16日 2025年10月15日

やまと

こんにちは、やまとです。
営業職をしながら副業を続けている僕ですが

最近よくSNSで見かける「L-ワークス（L-Works）」という案件が気になったので

実際に情報を調べてみました。

「時給5,000円」「スキル不要」「在宅でできる」――そんな甘い言葉が並ぶこの案件。

しかし調査を進めるうちに、登録後に待っている“現実”はかなり違うことが分かりました。

🔍 L-ワークスとは？

表向きは「あなたに合った副業を紹介するアプリ」

L-ワークスは、LINEで登録するだけで

「稼げる副業を毎日紹介します」とうたうシステム。

運営は「株式会社ホットライン」とされていますが

住所や代表者の詳細情報は不透明で、特定商取引法に基づく表記も不十分です。

一見、案件紹介サービスのように見えますが

実際のところは“副業紹介”をエサにした情報誘導型の仕組みです。

つまり、L-ワークス自体が仕事を提供するわけではなく、他の案件に登録させることで利益を得ています。

💬 登録ページで目を引く「甘い言葉」

L-ワークスのLP（ランディングページ）では、次のようなフレーズが多く見られます。

「スマホ1台でスキマ時間に稼げる」
「最短1日で5万円」
「完全在宅OK」
「AIがあなたに最適な副業を紹介」
「LINE登録だけで案件が届く」

こうした表現は、副業初心者にとって魅力的です。

でも、どの案件も“具体的にどんな作業をするのか”が書かれていません。

仕事内容が不明確なまま「登録してみよう」

と思わせる構造は、典型的な“釣り型”です。

📱 実際に登録したらどうなる？

LINE登録後のリアルな流れを再現。

ここからが本題です。

複数の検証サイトや実際の口コミをもとに

「L-ワークスに登録した人がどんな体験をするか」

を、順を追って紹介します。

▶ ステップ1：LINE登録後、すぐに「特別なご案内」

登録を完了すると、数分以内にメッセージが届きます。

内容はこんな感じです。

「おめでとうございます！あなたは優先枠に選ばれました！」
「今だけ限定の高単価案件を優先的に紹介します！」

この時点で、もう“特別扱い”の演出が始まります。

実際には誰でも同じメッセージを受け取る仕組みですが

「選ばれた」という錯覚を起こさせるのが狙いです。

▶ ステップ2：「簡単なアンケート」で心理を把握

続いて送られてくるのが、「簡単な3問アンケート」。

質問内容は次のようなものです。

Q1. どんな副業に興味がありますか？（在宅・スマホ作業など）
Q2. 1日どのくらい時間が取れますか？
Q3. どんな働き方を希望しますか？

一見 harmless（無害）に見えますが、ここで得た回答をもとに

その人に合わせた“誘導シナリオ”が自動生成されると言われています。

つまり、次のメッセージ内容が“あなた専用”にカスタマイズされるのです。

▶ ステップ3：「あなたに最適な案件が見つかりました！」

アンケートに答えると

「あなたにピッタリの高収入案件が見つかりました！」という通知が来ます。

しかし、リンクを開くと出てくるのは

別のLINEアカウントや外部サイト。

その多くが

「高額教材の購入」「セミナー登録」「投資案件の説明会」に誘導するものです。

つまりL-ワークスは最初の“入口”に過ぎず、本当の目的は、別のビジネスに繋げること。

▶ ステップ4：「登録料・認証料」を求められるケースも

一部の利用者からは、「手数料」や「本人確認費用」などの名目で

数千円の支払いを求められたとの報告もあります。

たとえば――

「システム登録料として3,000円だけ必要です」
「初期認証費用を支払うと本案件の詳細が届きます」

こうした言葉で少額決済を誘導し、支払い後は“連絡が途絶える”パターンが多いのです。

これがまさにL-ワークス型ビジネスの核心部分。

つまり、情報商材・セミナー・副業塾への“導線”として設計されています。

💸 なぜ「無料登録」なのに運営が儲かるのか？

多くの人が不思議に思う点はここでしょう。

「無料登録で儲かる仕組みなんてあるの？」と。

L-ワークスのような仕組みは

「リストビジネス（登録者名簿販売）」＋「他案件へのアフィリエイト報酬」

で成り立っています。

📌【運営側の利益構造】

あなたの登録情報をもとに“見込み顧客リスト”を作成
他の情報商材・投資案件・副業塾に紹介（紹介料発生）
さらにその先であなたが支払えば、追加報酬が運営に入る

つまり、L-ワークスにとってあなたは顧客ではなく“商品”なのです。

🧩 検証サイトの共通見解

「L-ワークス＝副業紹介を装った誘導システム」

複数の検証サイトでも、L-ワークスを以下のように分析しています。

「副業紹介を装って別案件に誘導するシステム」
「特商法表記が不十分で信用できない」
「利用者に具体的な仕事が届いた例がない」
「登録後はLINEメッセージが止まらず、ブロックするしかない」

特に、登録直後から複数の業者LINEに繋がるケースが多く

情報共有・横流しが行われている可能性も指摘されています。

🧠 やまと的・判断ポイント

営業職として多くの人を見てきた僕の経験から言えるのは

「中身の見えない副業は、やるべきではない」ということです。

L-ワークスのように

「AIマッチング」「高単価」「限定枠」などの言葉で包みながら

実態が不透明な案件は、信頼に値しません。

✅ 判断基準（やまと流チェックリスト）

仕事内容が明確か？（誰のために何をするのか）
連絡先・会社住所が確認できるか？
無料登録後に別の案件へ飛ばされていないか？
少額でも支払いを求められていないか？
実績者の証拠（振込明細・本人レビュー）があるか？

この中で一つでも“？”があるなら、僕なら手を出しません。

🧭 安全に副業を始めたい人へ

もしあなたが副業を始めたいなら

まずは実績と透明性があるプラットフォームを使うことをおすすめします。

たとえば、

クラウドワークス
ココナラ
スキルシェア系サイト
メルカリ副業やブログ運営などの自力型

これらは即金性は低くても、確実に「正しく稼げる道」です。

🌿 小さく始めて、続ける力を信じよう

僕自身、副業を始めたころは「簡単に稼げる言葉」に何度も振り回されました。

でも、失敗のたびに学んだのは――

“目に見える仕事”こそが唯一の近道ということ。

L-ワークスのような案件は、焦っている人の心理を突く設計です。

登録した瞬間から、あなたのLINEが情報リストに変わる。

そのリスクを知ったうえで、正しい副業を選んでほしいと思います。

💬 最後にひとこと

「副業の第一歩は“登録”ではなく、“理解”から。」

焦らず、正しい情報を見極め
あなた自身のペースで収益を積み上げていきましょう。

この記事を書いた人

やまと